
産後ダイエットに向いている1~6カ月の間でも、初期の頃は授乳という赤ちゃんへの大事な役割を担っています。授乳を行うことで、1日600~800kcalものエネルギーが消費されます。そして、何より授乳によって赤ちゃんの体が成長していきます。つまり、授乳時は赤ちゃんとお母さん、両方の健康に影響をもたらすということなのです。
では、母乳での子育てでなければ、食事制限等の本格的なダイエットを行ってもいいのかというと、ミルクでの子育ての場合も、体自体は授乳期と同じ状況になっているので、健康な状態に戻すためにもおすすめできません。また、授乳によって子宮が収縮し、妊娠中の体内のつくりから、元の状態に戻るスピードがアップし、ダイエット効果も期待できますので、可能な人は、母乳による子育てをおすすめします。
では、どのようなものを食べれば良いのかというと、赤ちゃんへの栄養ある母乳と、お母さんの体力回復には、食事量を減らすことなく、栄養価が高く、カロリーの低い、薄味でバランスのとれた食事ということが基本となります。
そして、体は、食事回数が少なくなることによって、脂肪を貯め込んでしまうようにできているため、3回しっかりと食べることが必要です。食品としては、動物性の油脂はなるべく控え、脂肪を排出する働きがある植物性のものや、魚類などを食べることをおすすめします。
また、産後の体力回復と、母乳を作り出すもととなる、鉄分はもちろん、ビタミン・ミネラルなど母乳を出やすくする栄養素も大切です。さらに、この時には、妊娠中に変化してしまった体などの影響もあり、便秘になりやすい時期でもあります。ですから、食物繊維を多く摂取できるよう心掛けてください。