
子宮を切り開き、人工的に成熟胎児を母体から取り出す、帝王切開での出産を行った人も産後ダイエットを行うことは可能です。しかし、お腹を切っているため、腹筋に力が入らなかったり、傷を痛めたりなどといった問題がありますので、通常の産後ダイエットよりは当然注意が必要となります。
日が経つにつれ、次第に筋肉が衰え、それに伴って傷口も硬化し、痛みにも慣れてきます。こうなってくると、少しずつストレッチを開始すると良いでしょう。ポイントは筋力を付けるための運動と、ストレッチを繰り返していくことで、硬い筋肉だけになり、血行が悪くなったり、傷口の硬さが残ったりするのを防ぎます。
また、帝王切開の場合でも、当然ホルモンの影響によって、骨盤は緩み、広がっているので、骨盤を元の状態に戻すということが、通常の産後ダイエットと同様に必要になります。できる限り体に負担がないように、骨盤を戻していくには、骨盤ベルトなどが考えられます。
生後60日頃から着用できますが、どうしても産褥期から使用したいという場合には、自分にとって丁度のサイズではなく、ワンランク上のサイズを使用することをおすすめします。さらに言うと、サイズの段階が4段階くらいになっており、留める部分がマジックテープなどになったものですと、なお良いでしょう。
しかし、やはり現実には、1カ月半後くらいして、やっと傷が落ち着いてくるといった状態で、それまでは慣れない痛みに耐えながら、ほぼ寝たきりという人が多いと考えられます。そのような場合には、あまり無理にダイエットをするよりも、まずは安静にし、体を回復させることを1番に考えた方が良いでしょう。